善光寺御開帳とは

数え年で七年に一度、秘仏であるご本尊の御身代わり「前立本尊」(金倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えして行う一大行事です。

安心・安全なご参拝

・当初は令和3年春の予定が新型コロナウィルス感染症の影響で延期となり、いよいよ令和4年の春に幕を開けます。
・今回はコロナ禍のため、密を回避し安全にご参拝いただくため、期間を1ヶ月延長し88日間の長期開催です。
・前立本尊とつながる『回向柱』は光触媒コーティングを施し、ウイルス対策をします。

開催期間

令和4年4月3日(日)~6月29日(水)

4月3日(日) 開闢大法要(かいびゃくだいほうよう)

御開帳初日6時からのお朝事で、前立本尊の厨子が住職の手によっていよいよ開かれます。
御前10時からそれぞれの宗派の僧侶により、開闢大法要が営まれ御開帳が始まります。

4月23日(土)中日庭儀大法要(浄土宗)
5月 7日(土)中日庭儀大法要(天台宗)

御開帳の中でもっとも重要な法要。お稚児さんを先頭に華麗な法衣の住職が進みながら、色とりどりの散華が舞います。
極楽を思わせる世界が広がる御開帳のハイライトです。

6月29日(水) 結願大法要

88日間にわたる善光寺御開帳は、「結願大法要」によって終わりを告げます。
大勢の参詣者が見守る中、前立本尊の厨子の扉がゆっくりと閉められます。

6月30日(木)前立本尊御還座式

翌日前立本尊は白装束の男性たちが担ぐ輿にのせて、御宝庫へと向かい扉が閉められて再び封印が成されます。

■御開帳に関するお問い合わせ
善光寺事務局
TEL:026-234-3591
https://www.zenkoji.jp/​

※写真提供:善光寺事務局